【初】俺、終電を逃す。

あと5分なんで、と飲みの席を真っ先に外すいつも通りの展開ながら、駅がなかった。線路がなくて首都高だった。終わった。
常に終電にこだわり続けた大学生活、初の経験であった。


ラッシュに揉まれる労働厨連中を横目に、閑散とした下り列車に乗る午前7時。ランドセル背負ったJSがまぶしすぎるぜ!なんて発想をすることもなく、平和な時間が流れる。