「うまトマハンバーグ定食」と私

松屋に行けば帰宅は20分遅れる(電車の都合)かもしれない。いや、かなり急がなきゃまず遅れる。しかし感情を抑えきれず松屋へ。
最後に食べてからもうかれこれ5年ぐらいだろうか、ついに俺の目の前に復活したうまトマハンバーグ。(だいぶ焦げてたよw)
もちろん味なんて記憶しているはずもなかった。一口、口に運んでみた。あぁ、こんな味だったのか…(味変わったのかもしらんけどね)、としみじみ感じると同時に、うまトマにハマった当時のことが一気に思い出される。そして次の瞬間、おいネタだろwって感じであるが、リアルに目から汗が出てきた。
思い起こすのは、高2の夏のこと。
事故って飛んで骨折って、通うことになったのが上尾の病院。学校帰りに診察やらリハビリやら受けて、ママが迎えにきて一緒に帰る、その帰り道にあったのが、今はもう移転してしまった松屋
ちょっと待てよママと帰るってなんだよマザコン乙、って思ったキミのために解説しておくと、俺自身は別に自転車で帰れたけど、自転車は事故で大破していて、そんでもってバカ父が、当分乗れないだろうから修理は急がないでいい、みたいなことをいいやがったせいで、自転車がないってのに加えて、駅から家までバス使うにもクソ遅くてクソ高いってわけでお迎えってかたちになりました。
で、お迎え行ってから夕食作るなんかやってらんねえよ、ってわけで松屋に落ち着きました。
もちろん当時高2のボクは、一人なら当時は安かった牛めしにしか手を出しませんでしたが、金出してもらえるっていうならねぇ、ってわけで定食方面へ。(当時はビビン丼っていう「発想」がなかったのか「ビビン丼」そのものがなかったのかは記憶にない)
最初は無難な焼き肉定食に甘んじていたが、他の客の注文で「うまとまいっちょー」ってよく聞くので、だんだん気になるようになり、ついに頼んでしまったのが俺とうまトマの出会い。「うまトマ」だなんて、なにメニュー名から「うま」いとかアピールしてんの?だっせぇ、っていう思いもあったはず。ファーストインプレッションがどんなもんだったのかは知りませんが、以後、松屋=うまトマっていう公式が「親といっしょである」という条件わ満たさずとも成り立つようになりました。
いつかの高校の試験シーズン、ちょうど地元の町の図書館が改装中で使えないっていうこともあって、40分とかかけて上尾の図書館に通ったこともありました。わが町に比べて設備は圧倒的に劣ってましたが、松屋があるから通えたようなものでした。


しばらくして、突然それがメニューから消滅しました。代わって現れた「デミたまハンバーグ定食」はかなりの数を食べてきましたが、定食系で他に選択肢がないっていうのが理由。
そして先日「復刻メニュー」としての「カレ・ギュウ」の復活。これフラグ立ったんじゃね?って興奮してから数ヶ月、ついに復活となりました。
今日の朝、アキバの松屋で注文して気付かせてくれた名も無きキミ、ありがとう。
そして復活を実現させてくださった松屋の中のみなさん、本当にありがとうございました。



こんなにすがすがしい気持ちでケータイから長文書くなんて、なかなかないですよね。


こんなファンもいたんですよ、っていうことが社内まで届いてくれれば幸いです。
期間限定ではなく、これからもずっと、松屋に行けばに「うまトマハンバーグ定食」を食べられることを願っています。








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